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はじめに:5月は個人面談がある
例年5月から7月にかけては、塾と保護者(受験生)と面談が設定され、子どもの受験校選定や進路や学習状況について確認が行われます。
↓実際に面談に行った様子を記事にしました。併せて参考にしてください
中学受験(サピックス)と保護者の年間スケジュールを確認!
まずは、6年生の一般的な中学受験の年間スケジュールは以下の通りです。
中学受験の塾(サピックス)のスケジュールと保護者の役割をまとめみました
↓サピックス6年生の詳しい年間スケジュールと解説を併せて読みたい
2月
- 塾サピックス
新6年生スタート(平日2日@16:30〜21:00、土曜特訓13:30〜19:00) - 保護者
塾の1日当たりの授業時間が格段に増える
家庭学習の調整。生活リズムや体調確認
習い事の調整
3月
- 塾サピックス
春期講習(3/27〜4/2@6日間 14:00〜18:00) - 保護者
子と志望校の(およそ)決定する
志望校のイベントないか確認
↓併せて(もしお子さんが折り紙が好きなら)読みたい
4月
- 塾サピックス
4/14 サピックスオープン 昼食あり - 保護者
志望校調査用紙を塾に提出
合同学校説明会、学校見学、体験授業など申込開始日の把握(学校によっては4月開催もあり)
中学受験ナビ本を買う。毎年4月下旬発売
5〜6月
- 塾サピックス
保護者と面談
GS特訓(5/3〜5@3日間 9:00から17:00)
6/9 サピックスオープン 昼食あり - 保護者
塾と面談
合同学校説明会、学校見学、体験授業に参加
7〜8月
- サピックス
夏期講習(7/21〜8/23@23日間 13:30〜19:30)
夏期集中志望校錬成特訓を含む - 保護者
夏休みの家庭学習管理。
夏休みでオープンキャンパス多い。子どもと日程調整
9〜11月
- 塾サピックス
SS特訓開始(日曜9:00~19:00?)
過去問演習開始
保護者と面談 - 保護者
塾と面談
緊張感が高まるため子の受験に伴うストレスを和らげるよう心がける
志望校の情報収集を続ける
子どもと一緒に最終的な志望校(チャレンジ、相応、安全)を確定
12月~1月
- 塾サピックス
冬期講習6日間、正月特訓4日間 9:00~18:00? - 保護者
受験出願。入試期間のスケジュールを立てる
小学校を休むタイミングの決定
健康管理。家族の分離検討(兄弟が風邪をもらってくる)
5月は、前半戦の中盤。
親が自らが動かないと、情報収集できない時期なので、積極的に行動する時期です。
↓サピックス6年生の詳しい年間スケジュールと解説を併せて読みたい
漫画「二月の勝者」での5月は?
漫画「二月の勝者」でいうと、第3巻に5月のことが書いてあります。
そこでは、子どもや親、塾講師も受験校選びに苦心する様子が描かれています。
漫画に出てくるフェニックスの塾講師の言う
「常に偏差値の高い学校を目指すべきです」
この言葉に、子どもの未来を考えさせられます。
偏差値のみを優先すか…?
子どものやりたいことを優先するか…?
親(保護者)の考えを優先するのか…?
どれが正解かは、未来が決めることですが、私は息苦しくなりました。
個人面談に向けての準備することは?
個人面談に向けて、保護者として何を準備すべきでしょうか。
まず大切なのは、子どもの学習状況や興味関心、性格などを事前によく把握しておくことです。
- 学習状況や成績はどう思っているか
- 性格や行動特性はどのようか
- 得意分野や興味関心はどこにあるか
私はこれらを面談の前に質問を事前に整理しておこうと思います。
実際の面談では何があるか
面談での質問を考えてみました。
塾からの質問は?
塾からは以下のような質問が考えられます
- 受験校を選んだ理由はなにか?
- 子どもの得意科目と苦手科目は何か?
- 子どもの学習に対するモチベーションはどのように保っているか?
- 家庭での学習サポートはどのように行っているか?
- 子どもが抱えている学習上の問題や悩みはあるか?
これらに対して、塾の講師の意向を丁寧に聞き取り、子どもにとって最適な受験準備を一緒に検討していくことが大切です。
塾も生徒をたくさん抱えているので、保護者がしっかりとした意見をもっておかないといけません。
保護者から聞くべきことは?
保護者から聞いておくべき質問を考えました
- 塾での子どもの様子はどうか?
- 成績を上げるためには、どのような指導をしているか?
- 家庭での学習サポートはどのようにすれば良いか?
- 子どもの学習状況や成績に応じた進学実績はどのようなものがあるか?
- 子どもが塾で抱えている問題や悩みに対して、どのようなサポートが可能か?
できれば、塾の返答を想定しておくと、その先の対話が建設的になりますね。
SS特訓の単科講座
面談では、6年生の9月から始まるSS特訓の単科講座選択についても相談できます。
どの講座を選ぶべきかは、どの保護者も迷います。先生に「どの講座を選択するのがオススメですか」と質問してみましょう。具体的な学習アドバイスも得られる可能性があります。SS特訓の単科講座選択について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
中学受験における5月は塾との面談の時期です。
その面談で話すことは、子どもの受験の方向性を決めることになります。
保護者が「私の子どもはどこを受験したらいいんでしょうか…?」
といった姿勢で面談には望まず、
「ウチの家庭の志望校は開成中です。理由は折り紙部がありるからです。厳しいのはわかっています。」
ほうが良いと思います。
事前に子どもと十分に話し合いましょう。
最後に
面談とは関係ありませんが、受験校を選ぶ参考にしてください。
令和6年のサピックスの中学入試分析会で出てきた「ある中学校の先生の話」です。
「中学生になっても、成績が伸びる子どもは、その中学校が大好きな子どもです!」
塾は偏差値が高い中学校を基本的に勧めてきます。
塾の勧める学校で子どもが幸せになれば良いですが、そうならないと悲しいです。
一番に願う親だからこそ、子どもが大好きな中学に入学して、立派に成長してほしいですね。
しっかり準備をして面談に望みましょう。
↓実際に面談に行った様子を記事にしました。併せて参考にしてください
↓受験校を選びの参考になる本です
【併せて読みたい】デスクライトが古いのであれば読んでみてください(照明により集中力に差がでるようです)
お読みいただきありがとうございました。
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