サピックス 2024年度 中学入試分析会 動画視聴

4. SAPIXで中学受験

総括

サピックスに通塾する小6の息子がいます。
ブログ管理人の私としても、長男で初の中学受験なので動画視聴しました。
自分なりに感じたことをまとめようと思います。

【よろしければ次の記事もご覧ください】

2024年の受験校選びの傾向について

今回(2024年)の受験校選びの傾向として

①チャレンジより安全校の確保を重視

男女ともに早期に合格を確保する動きが多かった。
まずは早期に合格を確保して、子どもの精神状態の安定する。
1校でも合格確保することでその後の受験がスムーズになった。

②1月と2月の午後で合格校を確保する傾向がみられた

1月受験や2/1の午後の受験を安全校として合格を確保し、その後にチャレンジ校に受験していた
例えば早稲田中学校は、事前の申込者より実際の受験者が少ないかった。その理由は①の傾向があるから。合格を確保できそうにない場合は、チャレンジ校を回避する傾向が多かった
 →2月の勝者(漫画)でも塾の先生と親で選定してたな。

③受験校選びのオススメについて

学校選びにおいて重要なのは、学校訪問。ミスマッチを防ぐためにも、実際に足を運んでみることが大切です。入学後に伸びる子どもは、その学校が大好きな子どもであること。
逆に言えば、子が学校が好きになりきれないと、馴染めず、学業の成績や私生活に影響されるかもしれない。

※大学との連携を強化している順天中、男子上位校の駒場東邦や早稲田も人気が高まっているとのこと

サピックスからの助言について

①サピックスの御三家の占有率が5割超。

②サピックスが考える中学受験の役割(サッカーや野球に例えると)
子ども(本人)▶▶選手
先生 ▶▶▶▶▶▶コーチ
保護者 ▶▶▶▶▶マネージャー 
子供の自己実現の場を提供するために親はマネージャー業に徹する。保護者の声掛けの重要性も強調され、プラスイメージを含む声がけが大切だとのことです。声掛け例↓プラスイメージで。
 ✕→なんでこんな問題が解けないの。前も解いたでしょ。
 ◯→この問題が解けていたらもっと点数が上がったね。
(私が思うに、親の役割は①モチベーション管理、②進捗管理、③学校選びの助言、④学校訪問の付き添いなどかな。今後は、子どもを選手や芸能人だと思って、褒めたり叱咤激励しよう!)
サピックスはコーチであり、勉強面の指導は任せる。

親は子どもと一緒に不安と上手に付き合うこと。
分からないことが出ることや、良い成績が出ることもあって当然。
そこで親が精神不安定になっては、子どもに影響して当然。
親も一緒に不安を抱えて子ども一緒に乗り越えていくことが大切

③サピックスで成績が伸びる子どもの傾向

周りに興味関心が強く、授業を大切にし、メモを活用していること。先生の講義中の別解などの余談も興味をもって聞くこと。覚えることができる。
→メモとは…。わからない部分をメモできるスキルは私でもできているか不安。今後の課題。

【各教科の分析】

【算数】

サピックスの算数の授業は素晴らしいもの。問題の傾向は変わらずとも、問題のレベルが徐々に上昇しています。数字の持つ感覚などを問う問題も増えており、受験年である「2024」という数字の特徴にも触れています。

【国語】

国語の分野では、過半数が3年以内に出版された文書に関する問題が出題されています。また、SNSやコンプラなど現代的な感覚を問う問題も増加しており、事件3年後くらいからの物語文も採用されるようになっています。今年は読めれば解けるような問題も増えたようですが、語彙力の不足が課題とされています。

【理科】

理科の問題は標準的な難易度であり、学習到達度に応じて難易度が変化します。ただし、標準レベルが上昇しているとの指摘もあり、身の回りのものに興味を持ち、観察することが重要です。

【社会】

社会の分野では、丁寧な学習が求められています。歴史の人名を正しく漢字で書けるかなど、基礎的な問題もあります。また、物流問題や資料の読み込みなど、忍耐力が求められる問題も増えています。サピックスの対話型授業が、このような問題を解決する手助けになると期待されています。

まとめ

以上、今年度のサピックスの分析結果をまとめました。子供たちが2025年の合格を目指し、自己実現の場を見つけられることを願っています。

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