新6年生のサピックスの学習方法と年間スケジュールまとめ(R6.4)

4. SAPIXで中学受験

サピックスで前期における説明会がありました。※説明会は少し前にやってます。
必要最小限かつ、内容を特定できない範囲でまとめを記事にしたいと思います。

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総括

家庭学習と授業態度

家庭学習の提出率は高く、上位コースほど多くの生徒が提出している。
答えやヒントを待つ生徒が多く、じっくり考える機会が少ないよう。また、切り替えが遅い生徒もいる。(家庭では、じっくり考える大切さを伝えていくことも必要かも。)

  1. 間違った問題への対応
    • 間違えた問題は宝物と捉え、2回やり直す
    • 間違えた理由を探り、本質的な理解を深める

前期のスケジュール

4/16志望校判定サピックスオープン(要申し込み)

  • 午前・午後のテスト(弁当が必要)
    • 午前: Bタイプ(思考力・記述)
    • 午後: Aタイプ(客観問題)

個別面談と学習相談

前期には個別面談があり、受験校のご家庭の考えを伺い、選択肢を広げる機会となる。
学習相談は随時受け付けている。

土曜特訓について

  • 13:30から算数プリント配布あり

算数の学習

  • 前期: D1-D20(5年までの内容の総復習、応用力育成)
  • 夏期: 1-18
  • 後期: 21-34
  • 直前期: 35-38(+冬期講習10コマ、正月特訓4コマ)

2-3月は5年の問題の復習、よく出る問題、6年生の学習ペースに慣れることが重要。
4-7月は入試に直結する重要単元の学習と、定着するまで訓練を要する問題に取り組む。
デイリーサポート『導入と基本編』は偏差値50を取れないような生徒が苦手とする場合は使用。
『実践編」は家庭学習用A~Eのうち、Dまでやれば十分。
今後、立体切断が始まるので、これだけをまとめておくのも良いかかも。
デイリーチェックは、得点者ボリュームゾーンは150点以上。170点以上が5割以上の回も多いので、これを目指して取り組む。170点以上でも間違えた問題は解き直す。

算数の週間スケジュール(学習例)

  • 火・木曜: 平常授業(アプローチの重要問題確認、基礎力定着テスト、デイリーチェックの直し)
  • 授業翌日: デイリーサポートの実戦編・今週の立体切断
  • 土曜午前: デイリーサピックス
  • 土曜午後: 土曜特訓授業 → 入試頻出分野の演習
  • 日曜: 土曜特訓の家庭学習・デイリーサピックスの続き
  • 月曜: 調整日
  • 翌週授業: デイリーチェック170点以上目標
  • 毎日: 基礎力トレーニング

土曜特訓の分野別とRの復習は必ず行い、当日翌日に分野別補充プリントの裏面に取り組みます。復習テストAは翌週などに復習。30分前に通塾し、プリント取り組み時間に参加する。
分野別補充プリント、裏面、復習テストA、R1R2は必須です。GS特訓のコース別プリント内容は授業内で伝えられます。

国語の学習

  • 夏期講習後: 志望校対策
  • 夏期講習中: たくさんの問題を解いて得点力をつける
  • 夏期講習まで: 読解力を最優先で身につける

読解力を身につけるために、以下の点に取り組みます。

  1. 語彙力を身につける
  2. 文章ジャンル(物語文・説明文)ごとの読み方を身につける
  3. はっきり書かれていないことを読み取る力を身につける
  4. 大人ならば知っている知識にふれる
  5. 多くの文章にふれ、内容をまとめる
  • 家庭学習では、A授業ではデイリーチェック直し、デイリーチェック範囲の学習、読解演習以外のテキストすべてに取り組む。
  • B授業では本文を丁寧に読みますが、文書の量と難易度が高いので、復習の優先度は低くなる。
  • 土曜特訓では授業内容の復習、授業で扱わなかった文章を丁寧に読む。
  • 各種テストでは、思うような点数でなかった場合は本文を丁寧に読み直す。
  • 授業後、自宅に帰ったら5分程度文章のテーマを振り返る、語彙力をつける勉強は短時間で行う
  • 文書への印付けはテストで使えるやり方で行う。

理科の学習

作業力をつけることが重要。例えば図表の問題が出た場合、自分で書き込んだり手を動かしたりする必要があるので、身につける必要ある。メモの取り方についても指導あり。

家庭学習の優先順位

  1. 授業内で実施した問題
  2. 平常授業の確認問題
  3. 土曜特訓の知識の20題の解説(次回の知識の20題につながる)
  4. 土曜特訓の授業内で実施していないXの問題

2・3月の点数よりも、デイリーチェックの問題の点数を気にする。
実施済みのテストの解き直しと、正答率、現状の成績についても確認する。
理科特別動画の視聴、コアプラス・コアプラス+の範囲の継続的な取り組み、質問教室(春期講習あり)も重要。

社会の学習

  1. 前期スケジュール
    • 2~4月: 歴史
    • 4月~夏期講習前: 公民(日本国憲法、現代社会国際問題)
    • 夏期講習: 総復習(地理、歴史、公民)
    • 9月以降: 平常・土曜特別、サンデーサピックス
  2. 歴史の学習
    • 因果関係を結びつけることが大変
    • 時代区分・政権担当者とその業績(2~3個)を挙げられるようにする
  3. 公民の学習
    • 日本国憲法の重要条文を1つ1つ確認する
    • 完全な理解は難しいのでイメージできるようにする
    • 問題が限られるのできちんと取り組めば得点源になる
  4. 時事問題
    • 11月に重大ニュースを購入する
    • 地理的背景や歴史的背景、公民の知識を定着させた上で時事問題に取り組む

土曜特訓では、授業内で演習と解説を行い理解を深める。間違えたところについて、どうすれば解けるかを考える。必要な知識は自分でメモできるようにする。
土曜特訓の家庭学習は「知識の総完成」から次回のウィークリーチェックが出題されるので、捨てずに活用。

まとめ

以上が新6年生の前期で示された内容まとめです。
効果的な学習方法を見つけていきたいです。

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