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読売KODOMO新聞の2024年5月23日を読みました。
我が家では、読売KODOMO新聞を購読しており週に1回(毎週木曜)に新聞が届きます。なお、月額は550円/月です。
今回は2024年5月23日号「ガムでおなじみのロッテの噛むこと研究部」について独自の視点で解説します。
読売KODOMO新聞とは
- 読売KODOMO新聞
小学生向けの新聞で、毎週木曜日に届き月額は550円/月です。
小学生向けの「時事問題」や「社会の動き」をイラストや図を使って分かりやすく解説してくれます。紙面の作りが中学受験を意識しているみたいで、対策に役立つ情報が満載です。(サピックスや浜学園、四谷大塚の、紙面広告が、ほぼ毎号載っています。)
- 子どもが読むメリット
子どもたちは新聞を読むことで、受験に必要な時事問題に関心をもつなどのメリットを感じています。
実際に子どもたちは、この新聞を毎週楽しみにしています。そのため、必ず読んだあとに、私に紙面の話題を私に必ず話してくれます。
- 鳥の寿命は50年あるよー
- 能登地震って怖いね…
とか話題のキッカケになりますよ。
また、中学受験の問題が掲載されることもあるため、受験勉強のモチベーション維持にも一役買ってくれるでしょう。
6月1日は「チューインガムの日」
みなさんは6月1日が「チューインガムの日」だということをご存知でしたか?
実は、日本チューインガム協会が1994年(平成6年)に制定した記念日なのです。なぜ6月1日が選ばれたのかというと、平安時代から続く「歯固めの日」の風習にちなんでいるからなんですよ。
昔の人は、元旦と6月1日に餅などの固いものを食べて、健康と長寿を祈る習慣がありました。歯を丈夫にするという意味を込めて、6月1日が「チューインガムの日」に定められたのです。
ガムでおなじみのロッテの噛むこと研究部の記事の概要
紙面では、「噛むとこんなにいいことが」と効果として以下の3つが紹介されていました
- 勉強に役立つ!?
- 早く走れる!?
- お口ポカンを改善
私が、紙面を読んだ感想としては、
- ガムを噛むことで、集中力が高まるのであれば、勉強に取り入れようかな
- 副次的効果で口内環境が改善されるなら良さそう
※なお、「早く走れる!?」については、ガムとは直接関係なく、噛む力と走る姿勢の力の入れ方と関係を説明したものでした。
ガムを噛むとカラダにどのような影響があるか
さて、そんなチューインガムですが、からだに様々な影響を与えることが分かっています。
- 脳の活性化
まず、ガムを噛むと脳の活動が活発になります。特に記憶力に関わる海馬の働きが高まるそうです。
- 脳に酸素や栄養が供給される
噛む動作によって心拍数が上がり、脳に酸素や栄養が送られるので、頭がシャキッとして集中力がアップします。集中力が高まれば、勉強や仕事の効率も上がりそうですよね。実際、ガムを噛みながら勉強すると、そうでない時よりもテストの成績が良くなったという研究結果もあります。
- ストレス解消
- 食後の虫歯予防
他にも、ガムを噛むとストレス解消になったり、食後の虫歯予防になったりと嬉しい効果がたくさん!
メリットに関する研究(5つの研究)
ガムを噛むことが勉強や集中力に与える良い影響について、特に小学生や子供に焦点を当てた研究結果をまとめました。
- カーディフ大学の研究では、ガムを噛む群は噛まない群に比べて、30分間の聴覚記憶課題で正答率が高く、反応時間も速かったことが分かった。特に課題の後半15分で、その差が顕著だった。
https://www.sciencedaily.com/releases/2013/03/130308093933.htm - トロントのエピックスクールでは、ガムを噛むことで幼稚園児の落ち着きが増し、集中力が高まり、不安が減少したという報告があった。
- カルガリーの作業療法士によると、ガムを噛むことは4歳児以上の子供の認知機能向上に効果があり、休み時間前の眠気覚ましなどに最適だそう。
https://www.theglobeandmail.com/life/health-and-fitness/health/can-chewing-gum-really-help-students-focus/article16002410/ - ベイラー医科大学の研究では、数学の授業中にガムを噛んだ13〜16歳の生徒は、噛まなかった生徒に比べて標準テストの点数が3%上昇し、最終的な数学の成績も有意に良好だった。
- ニューヨーク大学の研究では、ガムを噛むことで記憶力が最大40%向上することが示された。
https://www.screenflex.com/gum-chewing-in-school-is-good-for-the-brain/
これらの研究から、ガムを噛むことで小学生を含む子供たちの記憶力や集中力が高まり、勉強中の眠気防止や不安軽減にも役立つことが分かります。噛む動作により脳の覚醒度が上がり、ストレス発散にもつながるのです。
ただし、勉強中にずっと噛み続けると逆効果になる可能性もあるるようです。
全体として、ガムを噛むことは子供の学習能力向上に有効であり、他の効果的な学習法と組み合わせることで、より大きな効果が期待できそうです。
デメリットに関する研究
一方、こんな研究もありました。
要約
https://ivypanda.com/essays/psychology-chewing-gum-negative-effects/
小学生がガムを噛みながら勉強すると、注意力が散漫になり、学習内容の理解や記憶の定着が妨げられる可能性があることが示唆されました。ガムを噛む動作自体が気を散らす要因となり、思考力を要する複雑な課題の遂行を阻害してしまう可能性がある。
ジョーンズ博士らの研究(2021年)では、8歳から11歳の小学生を対象に、ガムを噛みながら算数の問題を解かせました。その結果、ガムを噛んだ群は噛まなかった群に比べて、問題の正答率が有意に低下したことが分かりました。
以上のように、ガムを噛むことには勉強への良い影響と悪い影響の両面があると言えます。
年齢や学習内容、噛むタイミングなどを考慮しないと、上手に活用することは難しそう。
我が家ではどうするか(期待すること)
我が家でも、ガム生活を始めてみました。
期待することは以下です
- 勉強の集中力を高める
- 中学受験のストレス軽減する
- 虫歯の予防をする
- アゴの筋力を鍛える
- 勉強の集中力を高める
ガムを噛むと、脳の記憶に関わる海馬の活動が活発になり、集中力がアップ。特に長時間の勉強では、適度なタイミングでガムを噛むことで注意力の維持に役立ちます。ガムを上手に活用して、勉強の効率を高めていきましょう。 - 中学受験のストレス軽減する
ガムを噛む動作は、ストレス解消にも効果が。リズミカルな噛む動作が、リラックス効果をもたらし、緊張感を和らげてくれます。
受験勉強で疲れた時や、試験直前の不安な気持ちを落ち着かせるのに、ガムを味方につけるのも良いかもしれません。 - 虫歯の予防をする
虫歯予防には、キシリトールが配合されたガムがおすすめ。キシリトールには、虫歯の原因となる細菌の働きを抑制する効果があります。
ただし、ガムを噛むことで歯磨きの習慣が疎かにならないよう注意しましょう。ガムはあくまで補助的な役割です。 - アゴの筋力を鍛える
ガムを噛むことは、アゴの筋肉を鍛えるのに効果的です。特に成長期の子供では、噛む動作の繰り返しによって、アゴの筋力アップと顎の発達促進が期待できます。
ただし、噛みすぎにはご用心。痛みを感じたら休憩を取り、子供に合った適度な硬さのガムを選ぶことが大切です。
以上のように、ガムを適度に噛むことは、子どもの勉強面でも健康面でもプラスの効果を期待します。
ただし、噛みすぎには気をつけて、上手に活用していきましょう。
我が家が選んだ商品
子ども用に買った
子どもにガムを買うなら、良いものをあげたいですよね。
- 日本の代表的なガム商品を徹底調査
キシリトール、クロレッツ、ACUO(アクオ)、キシリッシュ、リカルデント…などのブランドを調べて、どれを買おうかと考えると…。
しかし、ACUOは味がすぐになくなってしまうという声が多数。キシリッシュは味の好みが分かれるようで、子どもが美味しく食べられるか心配です。
クロレッツは噛み応えがなくなるという口コミが気になりました。キシリトールガムは味が長持ちしないという意見が目立ち、リカルデントは味や食感の評価が低めでした。
- 歯科専売の「ポスカ・エフ POs-Ca F」
子どもの歯の健康のために、歯科専売の「ポスカ・エフ POs-Ca F」というガムを選びました。
このガムの最大の特徴は、フッ素の配合による虫歯予防効果と、初期虫歯の修復力です。一般の緑茶に多く含まれるフッ素を、だ液に溶けやすい形で配合。虫歯の原因菌の活動を抑えてくれます。
さらに、ポスカ・エフに含まれるリン酸化オリゴ糖カルシウムは、だ液に溶けやすいカルシウム素材。歯の表面の細かな結晶が失われた初期虫歯を、健康な歯と同じ構造の結晶で復元することが実証されています。
虫歯予防と初期虫歯の修復、この両方の効果を兼ね備えたポスカ・エフは、子どもの歯を守る強い味方になってくれそうです。おやつ感覚で食べられるので、子どもも喜んで口にしてくれるはず。
ポスカ・エフで、子どもの歯の健康維持に役立てていきたいと思います。
パパ用を買った
最近、記憶力が衰えてきたような気がして、何か良い対策はないかと探していたところ、ロッテの「歯につきにくいガム粒<記憶力を維持するタイプ>」という商品を見つけました。
このガムには、イチョウ葉抽出物が含まれていて、中高年の方の記憶力を維持する効果があると報告されているんです。
国内の研究では、イチョウ葉フラボノイド配糖体とイチョウ葉テルペンラクトンという成分が、言葉や図形などを覚えたり思い出したりする能力の維持に役立つことが分かっています。
本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトンは、中高年の方の、認知機能の一部である記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)を維持することが報告されています。
消費者庁届出情報詳細
私は、これらの研究結果を踏まえ、自分の記憶力維持のために「歯につきにくいガム粒<記憶力を維持するタイプ>」を購入してみることにしました。ロッテ独自の製法で、イチョウ葉特有の苦みを抑えた食べやすい味に仕上げてあるのも魅力的です。
歳を重ねると衰えがちな記憶力ですが、このガムを活用して、しっかりと維持していきたいと思います。
スポーツ用ガム
中学受験の子どものためにロッテのスポーツ用ガム「GEAR」も一緒に買ってみました。
このガムの良さそうな点は、まず一定の硬さが長く続くこと。噛み続けることで、集中力を維持するトレーニングになります。受験勉強で長時間机に向かう子供によさそう。
また、ロッテ独自の製法で、硬さと味わいを両立。しっかりとした食感なのに、香りや甘さもしっかり感じられます。息子も美味しく噛めそうです。
歯科の専門家が監修しているのも安心材料。子供の受験勉強を、噛むトレーニングでサポートしてくれそうです。
パワーコーラ味とパワーレモン味の2種類があるので、子供の好みで選べるのも魅力的でした。勉強や運動の秘密道具として、うまく活用していきたいと思います。
まとめ
私が調べたところでは、ガムの勉強への良い影響を示唆する研究の方が多い印象でした。
そのため小学生から大学生まで、幅広い年齢層でガムを噛むことの良い影響が期待できそうです。適度なタイミングでガムを噛むことが、勉強の助けになる可能性は高いでしょう。
ただし、勉強中ずっと噛み続けるのは逆効果になるかもしれません。
ガムを噛むことには勉強への良い影響と悪い影響の両面があると言えます。
ガムを噛むことは万能ではありませんが、他の効果的な学習法と組み合わせることで、勉強の強い味方になってくれるかもしれません。
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