中学受験、特にSAPIXの道は本当に険しいです。
親も子も、何から手をつければ良いか手探り状態。 結果、「親のサポート疲れ」で挫折する家庭も多いのです。
我が家も長男の時、本当に多くの失敗を繰り返しました。
親も初めての経験で、ストレスはマッハでした。
おかともん理系院卒で税理士。公務員経験19年。
夫婦フルタイムで、試行錯誤の毎日。
そこでこの記事では、我が家の実体験だけを凝縮します。
膨大な試行錯誤から得た「最適解」と投資を紹介します。
SAPIXを親子で乗り切る「戦略」の全記録。
この記事を読めば、
- 無駄な回り道を避けるヒントが見つかります。
- 教育熱心なご家庭が、最短距離で環境を整えられます。



我が家の3年間の奮闘記と、投資のすべてを公開!
SAPIXで戦う覚悟を決めた親御さんは、最後まで読んでください。
第1章【4年生の壁】SAPIXの洗礼。「学習習慣」と「最強の基地」を作る
4年生は、中学受験の「土台」を作る最も重要な時期です。
ここで投資した「環境」が、6年生までの伸びを決めます。
我が家がまず取り組んだ、学習効率の「器」作りです。
プリンター(SAPIX「プリント地獄」との戦い。まず親が投資すべき家庭用複合機)
SAPIXのプリント管理は本当に大変です。
毎週配られる膨大なプリントに、親が疲弊します。



あのプリントどこ?
と探す時間は無駄でしかありません 。
我が家はハイスペックな複合機の導入で解決しました。
これは単なるプリンターではなく「戦略兵器」です。
決めては3つの必須機能でした 。
- 第一に、6年生の過去問演習で必須の「A3印刷」
-
実に82%の難関中でA3解答用紙が使われています!
- 第二に、数十枚の束を一気に読める「ADF機能」
- 第三に、両面印刷に必須の「同時両面スキャン」
-
この機能がないと、作業時間は倍以上かかります!



この3条件を満たすのは、結論ブラザー一択でした。
最強の時短投資です。機種選定の詳細は下記記事で。
▼詳しくはこちら
\最強の時短投資はプリンター活用!/


そして、データ化で学習効率は劇的に上がります 。
▼詳しくはこちら
\ 具体的なスキャン手順も、別記事/


机と椅子(リビング学習の限界?「勉強する姿勢」を育てる)


4年生になり、学習時間も増えてきました。



リビング学習もいいけど他の家族もいるし…
兄弟がいたり、生活音は意外と気になるものです。
我が家は「最強の学習基地」を用意しました。気分で場所を選べるハイブリッド型を採用しました。
その核となるのが、集中できる「自分の机と椅子」です。
机選びは
大学の研究も参考にしました。集中力を高める最適な「広さ」や「素材」があります。
椅子は、体に合い、長時間座っても疲れないことが絶対条件。
形から入る環境整備は、想像以上に効果があります。
子どもが「勉強する背中」を見せるようになります。
我が家がたどり着いた机と椅子の黄金律は、こちらで。




学習マンガと電子書籍(「勉強しなさい」を「これ知ってる!」に変える)





勉強しなさい!
つい言ってしまうこと。
親も子も、そんな毎日では疲れてしまいます。
必要なのは「知的好奇心」のスイッチ
我が家では「学習マンガ」を徹底的に活用しました。
歴史や科学は、マンガから入るのが一番の近道です。








しかし、紙のマンガは場所を取り、管理が大変です。
そこで「電子書籍」が真価を発揮します。
塾の送り迎えや、親の待ち時間などの「スキマ時間」。
この時間を、電子書籍が最強のインプット時間に変えます。
子どもの「これ知ってる!」が自信につながります。
\SAPIXの授業がより面白くなる、電子書籍の活用術/


第2章【5年生の試練】激増する学習量と「見えない疲れ」との戦い


SAPIXのカリキュラムが牙をむく5年生。



週3日の通塾はホント厳しい…
「天王山」とも呼ばれる、最も過酷な時期の始まりです。
学習の「質」も「量」も、4年生とは比べ物になりません。
比例して増えていくのが、子どもの「見えない疲れ」です。



なんか疲れた
が口癖になり、集中力も落ちてきます。
この章では、この「中だるみの壁」を乗り越えた工夫です。
心と体のコンディションを整えたアイテムを紹介します。
シャーペン(思考を止めない、テスト本番で戦い抜くための一本)


5年生の激増する課題に、ある変化が必要でした。
それは、毎日使う「筆記用具」のアップデートです。
我が家は「鉛筆」から「シャーペン」に切り替えました。
- 芯を削る時間は、集中力を大きく削いでしまいます。
- テスト本番では、この「数秒」が命取りになりかねません。
思考を止めない、まさに「戦うための一本」が必要です。
息子が「これだ」と選んだ、運命のシャーペンとは。


ガム・雪塩(体調管理も親の仕事。コンディション維持のアイテム)


次に、体調管理とメンタルのケアです。
5年生のプレッシャーは、大人が想像する以上です。
そこで「お守り」として、2つのアイテムを導入しました。
一つ目は、集中力を高める「ガム」です。
「噛む」という行為は、脳を刺激し活性化させます。
ストレス解消や、リフレッシュにも効果的です。
ただし、ガム選びには明確な基準があります。
味が長続きし 、歯の健康に良い歯科専売品を選びましょう。
我が家が選んだ最強のガムTOP3は、こちらです。


二つ目は、コンディション維持のための「雪塩」です。
長時間の勉強は、脳も体もエネルギーを消耗します。
適切なミネラル補給は、体調管理の基本です。
体調を崩さず、走り抜くための「縁の下の力持ち」です。


アロマ(親子でイライラしないために。アロマで「集中モード」と「リラックス」)


最後は、親子でイライラしないための工夫です。
SAPIXの戦いは、親子のメンタル戦でもあります。
そこで、科学の力で「香り」を活用しました。
嗅覚は五感で唯一、脳の「感情と記憶」に直結します。
この力を、勉強のスイッチ切り替えに使ったのです。
勉強開始時には「ペパーミント」で脳を覚醒させます。
暗記作業には「ローズマリー」を使いました。
ある研究では記憶力が15%向上したという結果もあります。
そして就寝前は「ラベンダー」でリラックス。
香りの力で、学習効率と心身の安定を手に入れました。


第3章【6年生の決戦】「過去問」最後の1点を掴み取るための総力戦
いよいよ最終学年、6年生。
ここからは、塾のクラス昇降とは別の戦いが始まります。
志望校の傾向に合わせた「個別の戦い」です。
膨大な過去問演習、SS特訓、そして本番のプレッシャー。
最後の1点を、親子で執念深く掴み取りにいく時期です。
我が家が「最適化」と「体調管理」にこだわった投資です。
デスクライト(6年生に勉強の質を変える「本当の理由」)
6年生の春、我が家はデスクライトを買い替えました。
「今さら?」と思うかもしれません。
しかし、これには切実な理由がありました。
勉強時間の増加で、手元の「影」や「目の疲れ」が深刻化したのです。
本番の試験会場は、決して理想的な環境ではありません。
どんな環境でも実力を発揮する訓練が必要です。
そのために、まずは最高の学習環境を整えました。
最後の1点を左右する「集中力」と「視力」を守る投資です。


A3プリンターが真価を発揮。過去問印刷と「解き直しノート」作成術


6年生こそ、4年生で投資したプリンターが真価を発揮します。
その最大の理由は「過去問演習」です。
難関校の多くは「A3サイズ」の解答用紙を使います。
声の教育社の調査では44校中36校がA3でした。
本番さながらの環境で演習することが必須です。
その点、四谷大塚の過去問データベースは便利でした。
本番のものがPDFで保存されており、印刷に最適です。
プリンターの「A3印刷」機能が、ここで大活躍します。
さらに、スキャン機能で「解き直しノート」も作成しました。
最強のプリンター選びは、4年生の記事で解説済みです。
\最強のプリンター選びは、4年生できめる/






リカバリーウェア(「着るサプリ」。睡眠の質を高め、翌朝のSS特訓に挑む)


SS特訓と過去問演習で、子どもの疲労はピークに達します。



「眠い…疲れた…」
が口癖になっていませんか。
我が家は「着るサプリ」とも言える投資をしました。
それが、国が効果を認める「一般医療機器」のリカバリーウェアです。
特殊な繊維が発する遠赤外線が、血行を促進します。
疲労回復や筋肉のこりの軽減が期待できるのです。
睡眠の質を高め、翌朝のSS特訓に万全で挑むためです。
身長137cmの息子に、TENTIALとSIXPADを試着させた比較もしました 。


【番外編】我が家が「折り紙」で志望校情報を集めたワケ(折り紙中学受験情報)


最後に、少し変わった息抜きの話です。
それは、我が家が取り組んでいた「折り紙」でした。
しかし、これはただの息抜きではありません。
実は「情報戦」にも活用しました。
「折り紙クラブがある学校は?」 そんなユニークな視点で、志望校情報を探したのです。
指先と思考力を鍛えつつ、親子の会話も弾みました。
意外な角度から見えた、中学受験の学校選びです。


まとめ:中学受験を終えて、今、思うこと。本当に「投資してよかった」もの


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
我が家の3年間にわたるSAPIX奮闘記。
偏差値40台から駆け抜けた日々は、本当に壮絶でした。
この戦いを親子で乗り越えられた理由。
それは根性論ではなく、明確な「戦略」があったからです。
学習環境への「投資」こそが、その戦略の核でした。
一つ一つは、小さな工夫かもしれません。
しかし、その積み重ねが、大きな差を生んだと確信しています。
中学受験は「親の戦略が9割」だと痛感しました。
今、あなたも戦いの真っ只中にいるはずです。
不安や焦りも、痛いほどよく分かります。
でも、親が「環境」でサポートできることは沢山あります。
この記事が、あなたの「次の一手」のヒントになれば幸いです。
ぜひ、お子さんに最適な「投資」を見つけてください。



親子で笑顔で走り抜けられる日を、心から応援しています。









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